(歌詞) |
何度も同じような苦い思い重ねても
反省の数だけ大人になれていない
経験を生かしたいときほど
冷静さを脳の片隅で眠らせたまま
難しく考えてしまう自分が煩わしくて
この世から離れた場所を見たくもなる
眠りたい眠れない体を脱ぎ捨て
夢すら見られぬ 時間の中へ
命の重さ その尊さ
その素晴らしさ 分かりますが
目の前の現実から
それを思い出す術は無く
繊細であるが故に殺意すらすぐ芽生える
こんな社会がまた腹立たしくもある
年月が過ぎれば不快な奴らも
まともな大人になると言うの?
命の脆さ その儚さ
その温かさ 分かりますか?
目の前の現実には
それを知らなさ過ぎる愚者達
憎み合う心バカげてる
人殺しなんてもっとバカげてる
むかつく奴らはどこでも現れる
死んでしまえと思わずにはいられない
だからって何の手出しもしない
一時の感情で罪を犯したくもない
死なない人など存在しない
一度の人生 一回きりの人生
死に怯えながら生きる人
傍若無人に生きる人
だらだら漫然と生きる人
同じ人間なのにこんなにも違う
死に対して誰もが平等
死に行く道のりは不平等
生きている時間も平等じゃない
生まれたときから平等じゃない
この怒り 悲しみ それも人生だ
そう思い込めば 救われるの?
命途切れた その後には
その有難さ 分かるものか
虚しさと恐れを抱く
誰も代われない道の上
命の重さ その尊さ
その素晴らしさ 分かりますか?
目の前の永い未来が
それを奪い取る日はやがて…
受け入れるの?
怯えているの?

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